膝関節になぜ水が溜まってしまうのか?
膝関節の症状として多いのが膝に水が溜まるというのを耳にすることがあると思います。これは一体どのような時に起こるのか考えたことがありますか?
病院に行くと膝関節のお水を抜きましょうと言われ抜くことがあると思いますが、またすぐにたまってしまった経験をお持ちの方も少なくありません。
ではなぜ膝関節に水が溜まってしまうのかをお話していきましょう。
膝関節の構造
膝関節は3つの骨から作られています。
1.膝蓋骨(おさら)
2.大腿骨(太もも)
3.脛骨(弁慶の泣き所)
この3つの骨からなる関節をを膝関節(膝)と呼んでいます。
その他、色々な軟部組織(腱、じん帯、半月板など)があります。関節のイメージとしては、はまっている感じを思い描きますが、股関節以外の関節ははまっていません。周りの筋肉や、腱、じん帯で支えています。
膝は体をもっとも支えていて、クッションの役割もしているので、大変大事なところとも言えます。
代表的な膝関節の疾患
1.変形性膝関節症
2.関節リウマチ
この2つが代表と言えますが、その他にも膝に関しての疾患は有ります。
膝関節にたまる水は体の防御反応
膝関節に水が溜まる理由は、これ以上膝関節の状態を悪くしない為の防御反応だということが最近の研究でわかってきています。
例を挙げますと、雨戸など特にレールにはまっている状態があるものはレールから外れた状態で何度も動かしていると、摩擦で熱を持ってしまいます。
膝関節もズレや歪みがあるまま日常生活を送っていると膝の温度が上がってしまいます。その熱を下げるために体内の水が膝関節に溜まるのです。
膝関節の熱を下げる役割をする水をむやみ抜いてしまうと、一瞬楽にはなりますが、膝関節の組織を壊すことになりますので、注意が必要です。
※急性期の場合でかなり激しく溜まっている状態は抜くことも処置としては必要な時もあります。
膝関節に水をためない為には
膝関節になぜ水がたまってしまうのかは理解できたとは思いますが、ためないためには膝関節のズレや歪みを整える事が非常に大事になります。
膝関節の痛みの原因としては、膝関節のズレや歪みから熱を持ち、水が溜まり痛みが出ます。膝関節の状態を早くに整える事によって、繰り返し水が溜まるのを防ぎましょう。
熱を持った膝関節には局所冷却法(アイシング)が有効です。※頚椎椎間板ヘルニアでの局所冷却法とは?
まとめ
痛みの中でも膝関節の訴えはここ最近多くなりました。
日常生活が楽になりすぎているのも一つの原因かもしれません。
天気の良い日などはなるべく歩くことを心がけるのも一つの予防法になりますので、日常生活を見直すのも良いことでしょう。
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