最近寝違えが多いけど肩こり頚椎椎間板ヘルニア、何か関係性があるの?
季節の変わり目に多い症状として多いのが寝違えやぎっくり腰です。
その中でも今回は寝違えについてお話していきたいと思います。
そもそも寝違えとは何かと言いますと、起床時に首(頚椎)周辺に鋭い痛みが生じる事で頚椎捻挫とも言われております。
ではこの寝違え、単に寝違えなら良いのですが、ある一定の期間で起きるケースがあります。
この場合は、寝違えが起きる原因が他にもあることが言えます。
今回は寝違えの全貌と、それに関わるあらゆる原因、特に肩こり、頚椎椎間板ヘルニアとの関係性についてお話していきます。
目次
寝違えとは
別名、急性疼痛性頚部拘縮といい、睡眠中に首(頚椎)や肩に急激な負担がかかったまま寝てしまい起床時にその部分に痛みが生じてしまうことを言います。
軽度の肉離れを起こしているといってもいいでしょう。
痛める部分によっても治りにくいケースもあります。
例を挙げると、首(頚椎)を右に廻した時に左側に痛みがある場合は筋膜を痛めている場合があり、反対に首(頚椎)を右に回した時に右側が痛い場合は筋肉の中心部を痛めていることになります。この場合は症状が治りにくいケースになります。
寝違えた時の対処法
寝違え初日は特に急性期なので、まずは痛みが出ないように安静にしながらアイシングを行いましょう。
けがの基本ですが、急性期は炎症をまず取ることが最優先です。
安静も大事なので、不用意に動かない方が良いでしょう。
肩こり、頚椎椎間板ヘルニアとの関係性は?
寝違えが肩こり、頚椎椎間板ヘルニアとの関係性があるかどうかですが、私の経験上のお話になりますが、あると思います。
私が頚椎椎間板ヘルニアを発症する前に、頻繁に寝違えが起きました。
直接的に原因があるとは言えませんが、現在私が携わっている患者に問診したところ、同じような症状を訴える方が多いことがわかっています。
常日頃から肩こりがあるとか、以前に頚椎椎間板ヘルニアを発症した方は寝違えになりやすいことになります。
寝違え予防法
この予防法は肩こりや頚椎椎間板ヘルニアでの症状を出さないようにするためにもなるので是非行ってみてください。
肩甲骨をしっかり動かす、つまみ体操
首(頚椎)の後ろ側にある筋肉郡、特に肩甲骨についている筋肉を常に緩める事が寝違えを防ぐには近道です。
両手の指を肩先に置いてつまむような感じにします。
そのまま指先を動かさず、肘を外廻し、内廻しを大きくゆっくりと動かします。
アイシング
日常生活でも様々な寝違えを起こす原因は潜んでいます。
アイシングをする事により、日ごろの疲労を取り除くことが出来ますので、有効だと思います。
※詳しくはこちら⇒頚椎椎間板ヘルニアでの局所冷却法
姿勢の意識
日頃から姿勢はしっかりと意識してください。
特に普段から猫背の方は寝違えを起こしやすいと思います。
姿勢は肩こりや頚椎椎間板ヘルニアの予防にもなりますので、注意したいところですね。
寝具
人生の三分の一は寝ていると言いますが、寝違えと寝具は切っても切れない関係だと思います。
それぞれに合った寝具、良く硬い方がいいとか柔らかい方がいいとか様々な意見がありますがその本人が合うもので良いと思いますので、寝具選びをしっかりとしてください。
お酒は飲みすぎない
お酒の効果により血中にアルコールが蓄積すると麻痺状態が続きます。
この状態ですと寝ている時の不自然な格好でも気づかず寝ていることが多いので、翌朝寝違えを引き起こす原因になると思います。
飲みすぎないようにしましょう。
軽めの運動
先ほどもつまみ体操のお話をしましたが普段から血流を上げるような軽めの運動、ウォーキングがお勧めです。
なかなかお時間が取れないとは思いますが、週一、二回でも良いので行ってみてください。
まとめ
寝違えを予防するということは肩こりや頚椎椎間板ヘルニアを予防するという事でもあります。
もし頻繁に寝違えがある方がいましたら、肩こりや頚椎椎間板ヘルニアも視野に入れて治療を行うことをお勧めします。
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