ゴルフのアドレス時に猫背になってしまう人の改善方法!
ゴルフもここ最近では、お金持ちの人や、会社のお偉いさんの娯楽、接待、遊びなどのカテゴリーではなく、スポーツ、健康維持、おしゃれなどのカテゴリーになってきました。
今では、各スポーツのトップアスリートと肩を並べるくらいにまでなりましたし、以前とは違う練習を取り込むことにより、さらに意識の向上、体への気配り、栄養面の管理など、体を考えたスポーツにもなってきています。
そこで今回は、ゴルフをプレーにするにあたり、一番気を付けていきたい部分、「猫背」についてです。
「猫背」は普段の姿勢でも気を付けなくてはいけない姿勢の意識でもありますよね。
何でゴルフのアドレス時に「猫背」になるのかをお話していきましょう。
目次
猫背のメカニズム
猫背とは、読んで字のごとく、猫のように丸まった背中のこと言います。
丸まった背中での姿勢は、他の方から見た場合、美しくありません。
姿勢が悪い=猫背という様に、悪い姿勢は、体への影響も沢山あります。
猫背を治すにはそれほど難しくはありません。
特別な器具をつけなくても、ご自身でつづけることによって、改善されます。
猫背が改善されれば、ゴルフはもちろんのこと、美容や健康、精神的にもメリットがあるのです。
猫背の1番の原因は?
猫背の原因は色々ありますが、1番は骨盤の歪みではないでしょうか?
背中側の筋力の衰えとかも関係がありますが、「骨盤」の歪みに焦点を置いて説明していきましょう。
骨盤の歪み
姿勢の種類として、猫背であったり、そり腰であったり、姿勢が悪くなる原因として、「骨盤の歪み」が考えられます。
骨盤は傾く方向によって、姿勢が変わります。
特に猫背の場合は骨盤の角度が水平(骨盤が後傾する)になると背中が丸くなり、猫背になります。
骨盤を前傾させることによって背中も伸びて、猫背が解消します。
猫背が起きやすい5つ習慣
ここでは、猫背になりやすい習慣についてお話します。
最近ですと、仕事でも家庭でもパソコンやスマホ、タブレットなどを使う事が多くなってきましたのでそれも一つの原因です。
1.運動不足
やはりこの習慣が現代に起こる猫背の習慣なんではないでしょうか?
運動不足が習慣になると、体全体の筋力低下、特に背中側や、体幹で大事な骨盤の筋肉が落ちて、猫背を引き起こします。
適度な運動をしていないと、姿勢を取る筋力でさえも低下していき姿勢を悪くします。
このことにより、全身の血行も悪くなり、筋肉の柔軟性も無くなっていき正しい姿勢を保つことができなくなっていきます。
年齢を重ねることにより、「猫背」が多くなるのも、この習慣が原因です。
2.現代病を引き起こす、長時間のパソコン・スマートフォン
最近の現代病の一つとして、長時間のパソコン作業やスマートフォンを使う事によって自然と背中が丸くなり、顔を前に出す姿勢になります。
スマホ首、スマホ背中とも言われます。
パソコンなどは一家に一台、スマートフォンは一人一台の時代になり、大変便利ですが、使い方に注意をすることが猫背予防になります。
3.デスクワークでの座りすぎ
長時間のデスクワークは座りすぎるため、体への悪影響があります。
これは現代社会でも問題になっています。
座り過ぎにより、体が楽な方に姿勢を取るため、猫背が起きてしまいます。
年齢が重なっていけば、若いときには気にならなかった姿勢も、不良姿勢となり、猫背になってしまいます。
※ちなみに、座った状態=第二の心臓の停止状態で、日本人の40~64歳の日本人を対象に調査した結果、1日の平均座位時間は8~9時間だそうです。
1日8時間以上座っている方は姿勢不良が続くため、死亡リスクを高める可能性が出てきます。
4.癖のあるバランス
座っている時の足組み、横になった時のたて肘、バックをいつも片方の手や、肩にかけているという方は骨盤の歪みが出やすく、猫背になりやすいです。
普段から意識はしましょう。
5.精神的なストレスによる
ストレスがたまっている時や、自身のないときなども背中を丸くして猫背になりやすいです。
不良姿勢による猫背は内臓を圧迫し、胃腸はもちろんのこと、血流も悪くしてしまうので、血色も悪くなります。
猫背は全身の悪循環でもありますね。
ゴルフのアドレス時に起きる猫背
ゴルフのアドレスと聞いてゴルフをする方ならピンときますが、しない方は何を言っているのだろうと疑問に思います。
ゴルフでのアドレスとは、クラブを構えて打つ時の姿勢を意味します。
上記の画像はしっかりとバランスの取れたアドレスをしていますが、猫背になってゴルフをするとどのような影響があるのかお話していきます。
アドレス時の猫背はスイング動作の制限を出す
ゴルフは回転運動の為、回転にある程度の制限がかかると、ボールへのパワーの伝わりが半減したり、方向性が悪くなったりします。
特にバックスイングでの回転が難しくなってきます。
例えば、まっすぐ立ち、体を右に回転させて見てください。
今度は立ったまま猫背にして右に回転してみてください。
おそらく最初の方が回転すると思います。
これをゴルフのスイングで同じことをすると、回転が出来なくなるため、動作の制限が出てきます。
猫背の問題点はまだあります。
ゴルフは回転運動のほかに、体重移動も加わりますので、体重移動の際に状態が起きやすくなります。
起きた姿勢はまた沈みますので、トップやダフりの原因にもなるのです。
猫背スイングはスライスを生む
アドレスが猫背の方は、ゴルフでいうスライサーが多いです。
何故かというと猫背で構えることにより、クラブの軌道がたて振りになりやすいので、アウトサイドイン軌道になり、スライスが出やすくなるのです。
ゴルフで猫背を回避する構え方
アドレス時の猫背をここでは改善していきましょう。
正しいアドレスの取り方
1.まっすぐに足を肩幅よりやや広めにして立って背筋を伸ばし、顔は正面を向く。
2.背中を曲げずに股関節からお辞儀をします。
わかりやすいやり方として、クラブを足の付け根につけて行ってみてください。
上体が前方に折れやすくなります。
3.前傾になりましたら両手の力を抜き、ぶらぶらさせて、軽く膝を曲げます。
4.この姿勢でクラブを握れば完成です。
アドレス時のボールの見方
ここでよくありがちで、猫背になってしまう動作が、ボールを見すぎてしまうことです。
ボールを見すぎてしまうことにより、顔が下がり、猫背になってしまいます。
ボールは下目使いで見ることをお勧めします。
そうすることによって、あごが引けずに自然な前傾で、アドレスを維持できます。
猫背になるとどのようになりやすのか?
1.バックスイングがしずらく手打ちになる
2.アドレスの時に足元からのボールの位置が離れすぎる
3.グリップの位置が離れすぎる
4.体の上下動が多すぎるため、トップダフリが多くなる
5.たて振りになる為スライスが出やすくなる
猫背の改善方法
通常の姿勢から猫背を改善することにより、ゴルフにも良いことなので改善方法を教えます。
1.壁立ちストレッチ
もっとも簡単でだれでもいつでも出来るストレッチです。
壁に立つだけですが立つ際の注意点は必ずかかとを壁につけることと、後頭部を付けることです。たったこれだけのことを気か付いたらしてみてください。
これを毎日することにより、意識が生まれ、猫背ではいられなくなるでしょう。
ゴルフのアドレス時もこのストレッチを朝するだけで、意識が変わってきます。
是非行って見てください。
2.肩甲骨ストレッチ
首から両肩、肩甲骨全体のストレッチになります。
①腕をお尻側で組みます。
②頭を後ろにして、腕をできるだけ反るようにしてください。こ
の時に左右の肩甲骨がよっているイメージをするとやり易いです。
ストレッチを行う時は姿勢と呼吸を意識して行いましょう。
まとめ
猫背は普段からの生活習慣から起きる事が多い姿勢です。
今回はゴルフの時の猫背も合わせてお話しました。
生活の中での意識を少し変えてみて、普段の猫背もゴルフの猫背も変えてみませんか?
幕張にしかわ整骨院ではゴルフスコアの伸び悩みに、体の歪みも関係していると考えてます。
プロゴルファーの多くは右打ちの方でも、あえて左打ちを練習するぐらい左右のバランスを気にしています。
ゴルフのスコアアップのためにはまず体の歪みをチェックし、整えることで効率の良いゴルフが出来るようになるのです。
当院では猫背や体の歪みでお悩みのゴルファー向けの整体をご用意しております。