その症状ぎっくり腰の前兆かもと思ったらこの対策を!
突然襲ってくるぎっくり腰、よく「魔女の一撃」なんていわれ方もします。
普段から運動やストレッチをしているから大丈夫と思っている人も多いかと思います。
では、ぎっくり腰になる予兆や前兆はあるのでしょうか?
今回はその説明と、未然に防ぐ対策法などについてお話します。
目次
ぎっくり腰とは
まずぎっくり腰とは、医学用語では「急性腰痛症」や「腰部捻挫」などといわれます。
おもに、突然グキっとくる衝撃とともに腰に激痛が走る症状のことをいいます。
原因
原因は様々な要因が重なり合うことにより、その時のタイミングによって起こります。
「筋肉疲労」
「骨格のゆがみ」
「腰への急激な負荷」
などが、3大原因といわれています。
主症状
・何らかの動作の瞬間に腰に激痛が走り、その場で動けなくなる。
・最初は鈍痛があったが、徐々に痛みが増し、動けなくなる。
・歩行が困難、症状がひどい場合は立つことも困難。
・夜寝ている時に痛みでうまく寝返りが出来ない。
・一度寝てしまうと上半身を起こせないため、起き上がるのに困難。
・咳やくしゃみで痛みが増大する。(悪化する場合もある。)
治療方法
急性期に外科的な治療方法としては
・神経ブロック注射
・鎮痛消炎の内服薬
・シップ
・コルセット
急性期を過ぎたら(痛みが少し引いたら)代替医療として
・鍼、灸
・マッサージ
・整体
・電気療法、温熱療法
ご自身での対処法(急性期)
ぎっくり腰になった時は2、3日は炎症が強く出るので、温めないのが無難です。
急性期はアイシングなどをして、安静にするのがベスト。※詳しくは⇒頚椎ヘルニアでの痛みをご自身で改善する方法をわかりやすく解説!!
安静にする時には、横向きで膝に枕を入れたり、仰向けで膝下に枕などご自身で一番楽な姿勢で安静にしましょう。
ぎっくり腰の前兆とは
腰に何らかの炎症が起きている状態の症状を、前兆症状といいます。
例えば、
・腰回りや骨盤周りに違和感を感じる。
・腰がいつも張っている感じがする。
・腰がいつも重い
・腰がだるい
・何もしていないのに腰に疲労を感じる
・朝起きた時に腰の痛みはあるが、動き始めると痛みがなくなる。
・足の裏がしびれる感じがする。
・ふくらはぎが張っている感じがある。
など、前兆症状は沢山あります。この様な前兆がある場合に腰の状態はどのようになっているかというと、
①腰部の筋肉の衰え
腰回りのだるさ、違和感、疲労感など。
②腰部の過労
腰が張っているなどの症状など。
③下半身の違和感
下半身や足の裏のしびれや、お尻の痛み
この様な状態で前兆症状が現れます。
前兆症状が現れた時の対策法
このような前兆症状が現れた時にはどのように対策をしていったらよいのでしょう。
4つに分けて説明します。
1.日常生活の中で適度な運動を心がける
日頃の運動により、筋肉の低下を抑えるとともに、血流を上げてくれます。
体を動かさないことにより、筋肉の血流が悪くなり、その結果、動きも悪くなります。
当然腰回りの筋肉も同じで、筋力低下や衰えにつながっていきます。
激しい運動は必要なく、簡単なストレッチやウォーキングなどの有酸素運動をすることにより、筋肉が良く動き、血流が上がります。
腰廻りの動きが良くなり、ぎっくり腰の予防になるのです。
ストレスが原因でもぎっくり腰は起こるので、運動することで、ストレス解消にもつながります。
2.長い時間同じ姿勢を取らない
最近では、仕事がデスクワークの方が多く、長時間同じ姿勢で座っていることが多くなってきています。これでは、ぎっくり腰の前兆が現れます。
通常椅子に座る場合はなるべく背もたれの方に深く座らず、浅めに座り、太ももから先の筋肉を意識するように心がけましょう。そのことによって、力が分散され、腰に負担がかかりづらくなります。疲れたら、立つことをお勧めします。
椅子に座って、足を組むことはなるべく控えましょう。組むことによって、骨盤の歪みにつながります。
3.温浴をする
これは非常に大事なことなので、特にデスクワークの方にはお勧めです。
温浴をすることで、血流が上がり、腰の疲労が取れますので、シャワーで済ませずなるべくつかるように心がけてください。
4.アイシングがお勧め
慢性的に腰に症状がある場合は、熱がこもっての症状なので、温浴の後のアイシングが非常に効果的です。※詳しくは⇒頚椎ヘルニアでの痛みをご自身で改善する方法をわかりやすく解説!!
まとめ
突然起こるぎっくり腰、皆さんは前兆症状は出ていませんか?症状を我慢せず、未然に防げるものなので是非行ってみてください。
この記事が参考になれば幸いです。
本日も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。