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頚椎椎間板ヘルニアの痛みをご自身で改善する方法

女性が首に手をあてている

首(頚椎)の痛みには、色々な種類があります。
単に血行が悪かったり、毎日重労働で筋肉に強いコリが出ている、毎日デスクワークが多く運動不足が続いている、以前にむちうちをした、首(頚椎)に病気を持っているなど。

首(頚椎)が痛くなる原因は沢山あります。

そこで今回は、頚椎椎間板ヘルニアという病気からくる首(頚椎)の痛みについて着目して、ご自身でも頚椎椎間板ヘルニアを改善できる方法をわかりやすく解説していきたいと思います。

頚椎椎間板ヘルニアとは一体何でしょうか?

ヘルニアと聞いてまず皆さんが思い浮かべるのは、首(頚椎)、腰(腰椎)のヘルニアではないでしょうか?ヘルニアとは、『体内のある臓器が本来あるべき位置から脱出してしまった状態の事』を言います。

医学的に代表的なヘルニアは、臍(へそ)ヘルニア「でべそ」や、鼠経ヘルニア「脱陽」などがあります。それが、背骨のクッションとなる椎間板におこったもの、首(頚椎)に起きたものを頚椎椎間板ヘルニアといいます。

背骨ヘルニアの絵での画像

椎間板は首(頚椎)から腰(腰椎)まで、『椎骨(ついこつ)』の間に挟まってます。
椎間板ヘルニアはケガではなく、病気なのです。
今回はその中でも、首(頚椎)に起こるヘルニア、頚椎椎間板ヘルニアについて、どのような事が原因になるのか?どのような症状が出るのか?
実際に経験した私だからお話しできることや、自分で改善する方法などをわかりやすく解説していきます。

私自身のヘルニア体験談。

今から3年ほど前になります。
当時は、趣味であるゴルフが趣味を通り越して、競技にも出る様になり、毎日練習、週2回のラウンドと忙しい毎日を過ごしていました。(仕事もちゃんとしていましたよ笑)
以前から首(頚椎)から右肩、背中にかけて、寝違えたような症状は有りましたが、自分なりに対処をしていました。

そんなある日です。

ベッドから起き上がろうとした瞬間、今まで味わったことのない激痛が首(頚椎)から右腕にかけて走ったのです。
一瞬だったので、そのまま起き上がれず、ベッドに横になりました。
それから少し状態をかえつつ起き上がることができたのですが、首(頚椎)が起こせなかった事を思い出します。

そーです、頚椎椎間板ヘルニアは突然襲い掛かるのです。

女性が首を押さえているこのように、頚椎椎間板ヘルニアは突然来ると言いましたが、今思い起こすと寝違えの症状が頻繁に出ていたんです。
なので皆さんには私みたいになってもらいたくないので、その原因や、あやしい症状などをお伝えしていきます。

頚椎椎間板ヘルニアの主な原因

頚椎椎間板ヘルニアの原因としては『首(頚椎)の椎間板にかなりの負担がかかっている』ということになります。

頚椎椎間板ヘルニアのよくある5つの原因

(1)いつも姿勢が悪い
(2)スポーツや運動のやりすぎ
(3)交通事故によるむちうち
(4)老化現象
(5)もともとの体質

(1)いつも姿勢が悪い

女性がスマホを使っている

最近では、スマートフォンをうつむいた状態で使っている方の姿を見かけることが多いです。
これにより、通常の状態からうつむくだけで約3倍もの負担が首(頚椎)にかかるのです。

人間の頭の重さは約6㎏、大玉のスイカが乗っている状態です。なので3倍ですと、約18㎏の負担が首(頚椎)にかかってます。

姿勢の意識を変えるだけでも、首(頚椎)への負担を減らす事が出来ますので、スマートフォンやパソコンを見ている時は、意識をして頭を起こすことを心がけてみてはいかがでしょうか。

(2)スポーツや運動のやりすぎ

まさに私です。
ちゃんとした管理の下でのスポーツや運動をしているのであれば、私みたいなことにはならないですが、その判断を間違った私にも原因がるんですね。

特にゴルフの様に体を一方向だけひねるスポーツはかなり体への負担がかかります。特殊なスポーツなので、ゴルフをされている方はしっかりと体を管理しましょう。
ランニングも首(頚椎)への影響が有りますので、注意しましょう。

(3)交通事故によるむち打ち症。

これはまさに後ろからの追突による、むち打ち症です。
むち打ち症は首(頚椎)のけがです。重度になると後遺症が残る場合があります。
事故を起こしてからの処置が大事になっていきますね。

(4)老化現象

年齢を重ねていくにつれて、首(頚椎)周りの筋力低下や、骨自体の老化が考えられます。

(5)もともとの体質

椎間板がある以上、起こる可能性は0ではないのです。体質により、若いときからも起こることがあります。
多い年代としては50代から60代の中高年が多いです。

主な症状と、ご自身で改善する方法

頚椎椎間板ヘルニアの主な症状を、私の体験談をもとにお話していきましょう。

主な症状

頚椎椎間板ヘルニアを起こす場所にもよりますが、私の場合は頚椎の5、6番のヘルニアでした。

男性イラスト、赤い部分が痛み痺れ

頚椎5、6番の症状は首(頚椎)から右腕にかけての痛みと、肘から親指にかけてのしびれです。
頚椎椎間板ヘルニアが起こる場所で、症状は変わりますので、MRI画像や徒手検査は非常に大事です。

当院では、必ずMRI画像を撮るように説明します。私もそうですが、患者さんに納得してもらうためです。

皆さんはいかがでしょうか?

一番多くは、私もありましたが、寝違いと同じような症状が多い感じが、私の施術経験ではあります。その症状が定期的に起こるようでしたら、早めの受診をしてください。

最初の急性期の症状は、
強い痛みやしびれが出るのが特徴です。
その後、3ヶ月から半年ほどで、無くなっていきます。

自分で改善する方法

自分で行う改善方法は沢山ありますが、私が経験をして、今でも行っている改善方法をもっとも大事な2つを挙げてみたいと思います。

その1.アイシング(冷却)方法

「痛み」=「炎症」と言われるように、痛みには熱を持ちます。熱を押さえることによって、痛みを抑えます。方法として6つの注意があります。※詳しくは⇒頚椎椎間板ヘルニアでの局所冷却法

①必ず「氷」を使うこと。
 保冷剤(アイスノン等)は代用しないでください。冷えすぎて皮ふを痛めます。
②「氷」は水で洗って霜を取ること。
 霜のついた氷は皮膚を傷めますので、洗ってから使ってください。
③ビニール袋かアイスバックに入れ、直接皮膚に当てます。
④目、のどには行わない。
⑤1度に何か所も行わない。
 局所冷却なので、他との温度差を作ることに意味があります。
⑥冷却時間・回数について。
 一般的に30分~1時間程度、1日1、2回

その2.枕ストレッチ

枕を使った自分で行う整体法です。
首(頚椎)のアーチにそった枕かバスタオルを巻いたものを用意していただき上向きの状態で寝て頂き首(頚椎)の後ろにおいて、顔を左右に振る動きをします。これにより、首(頚椎)のアーチが整い症状が改善されるのです。
※急性期はしないでください。

上向きに寝ている男性これをするだけでも、普段の姿勢や首(頚椎)への負担も改善されますよ。

まとめ

皆さん頚椎椎間板ヘルニアの説明いかがでしょうか?
体の首とつく場所は非常に大事なところです。
自分の判断で『今は大丈夫!!』と思わず、症状が少しでもあるなら早めの受診を心がけてください。

このブログを通じて、症状の改善の手助けになれば幸いです。
本日は最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。

幕張炭酸整体院 院長 西川 隆之

幕張炭酸整体院にしかわ 院長

西川 隆之

自らも頚椎ヘルニアで苦しんだ経験があり、施術だけではなく、経験者だからこそ伝えられるカウンセリングも行っている。

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